主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)は8日夜(日本時間9日朝)、主要8か国(G8)首脳による討議を行い、核兵器のない世界を目指す「不拡散に関する首脳声明」を発表した。
討議の中でオバマ米大統領は、核兵器の拡散阻止策を討議する「核安全保障サミット」を来年3月上旬にワシントンで開く考えを明らかにした。G8首脳は世界経済、気候変動、開発・アフリカ、政治問題の各分野に関する首脳宣言などを採択し、北朝鮮問題では、核実験実施や弾道ミサイル発射について「我々は、最も強い表現で非難する」とした。
政治分野を協議したG8首脳による夕食会で、各首脳は6日に米露両国が核軍縮に向けた合意をしたことを歓迎。麻生首相は「北朝鮮をはじめとする厳しい国際環境を改善するために核軍縮への努力は必要だ」と述べた。声明に「核兵器のない世界に向けた状況を作ることを約束する」との文言を盛り込んだ。
また、麻生首相は北朝鮮が4月と7月に弾道ミサイル発射、5月に2度目の核実験を行ったことについて「国際社会の声を無視したものであり、断固とした立場で臨むべきだ」と主張。
首脳宣言では、国連安全保障理事会で採択された北朝鮮に対する制裁決議1874を「完全かつ透明性をもって履行することを国際社会に要請する」と明記された。拉致問題について「人道上の問題に対する国際社会の懸念」の一つとして取り上げ、北朝鮮がただちに行動を取るよう促した。
イランについては、市民の生命が失われた大統領選後の暴力について、各首脳が強い遺憾の意を表明。核問題では、イランが国連安全保障理事会決議に従わず、ウラン濃縮活動を続けていることを懸念し、G8が連帯してイランに行動を促すよう強く求めることで一致した。
一方、気候変動問題では、昨年のサミットで合意した「世界全体の温室効果ガスの排出量を2050年までに少なくとも50%削減」との目標を再確認したうえで、先進国全体では「80%かそれ以上」とさらに踏み込んだ目標を示した。基準年は欧州が主張していた1990年に日米が反対したことから、「90年またはより最近の複数の年」との表現となった。世界全体の平均気温の上昇について、「産業革命以前の水準からの世界全体の平均気温が2度を超えないようにする」ことも盛り込んだ。
金融危機で打撃を受けたアフリカなどの途上国支援については、政府開発援助(ODA)と民間投資を組み合わせた官民一体の「国全体のアプローチ」の推進を提唱した。
世界経済については、株式市場の回復などの「安定化を示す兆候」を評価する一方、「経済・金融の安定に対する大きなリスクが存在」として先行きが不確実であることを強調した。各国で失業率が上昇している現状を踏まえ、雇用の維持・促進を図る政策が重要との認識でも一致した。
☆☆☆英検二次対策☆☆☆
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◆◇◆毎日が記念日◆◇◆
四万六千日
寺や神社の縁日で、この日に参詣した者には4万6千日参詣したのと同じご利益や功徳があるとされている。
東京では浅草、護国寺の四万六千日(7月10日)、愛宕神社の千日詣(6月24日)、京都では愛宕神社の千日詣(7月31日)が有名である。
国土建設記念日,建設省開庁記念日
1948(昭和23)年、建設院が省に昇格して建設省(現在の国土交通省)が開庁した。
2001(平成13)年の中央省庁再編により、運輸省・国土庁等と合併して国土交通省となった。