全国の原子力発電所で起きた火災は1967年以後105件に上り、うち半数の49件は2000年以降に発生したことが23日、経済産業省原子力安全・保安院の調べで分かった。東京電力柏崎刈羽原発で火災が相次いでいることを受け、初めて集計した。最近増加傾向にあり、一部の原発で発生が集中していた。保安院は6月までに、総務省消防庁と共同で原因を分析し、対策をまとめる。
同日開かれた専門家会合で報告された。
それによると、▽79年以前13件▽80年代17件▽90年代26件▽00年以降49件だった。特に00年以降で分析すると、▽東電柏崎刈羽17件▽東電福島第1で7件▽東北電力女川6件▽北海道電力泊5件▽中部電力浜岡、中国電力島根各3件など、一部の原発に偏っていることが判明した。
00年以降の原因を調べた結果、作業中の出火が41%を占めた。このうち溶接などの火気作業が62%、洗浄などで可燃性溶剤を使う作業が19%だった。いずれも近年増えており、耐震補強工事の増加や、引火性の強い代替フロン溶剤導入の影響が考えられるという。
一方、作業中以外の火災は59%で、劣化による漏電、設計・施工不良、過熱など保守管理体制に問題がある事例が目立った。
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中受Sくん
◆◇◆毎日が記念日◆◇◆
国連記念日
1945(昭和20)年、サンフランシスコで連合国50か国代表による会議が開催され、国連憲章が採択された。
ギロチンの日
1792年、フランスでギロチンが実用化された。
当時はフランス革命後の恐怖政治により、毎日何百人もの人が処刑されていた。そこで、内科医で国民議会議員だったジョゼフ・ギヨタンが、受刑者に無駄な苦痛を与えず、しかも全ての身分が同じ方法でできるような「単なる機械装置の作用」により行うよう議会で提言し、その案が採択された。
外科医のアントワヌ・ルイが設計の依頼を受けて、各地の断頭台を研究し、刃を斜めにする等の改良を加えた。このため当初は、ルイの名前をとって「ルイゼット(Louisette)」とか「ルイゾン(Louison)」と呼ばれていたが、この装置の人間性と平等性を大いに喧伝したギヨタンの方が有名になり、ギヨタンから名前をとった「ギヨチーヌ(Guillotine)」(ドイツ語読みで「ギロチン」)という呼び名が定着した。
フランスでは1981年9月に死刑が廃止され、それとともにギロチンの使用もなくなった。
御忌,法然忌
浄土宗の開祖・法然上人の忌日法会。
京都ではこの日からが行楽の始めとなり、弁当始、衣装競べとも呼ばれた。