2010年1月9日土曜日

卑弥呼が授与? 銅鏡81枚出土

 大量の鏡が出土した桜井茶臼山古墳(奈良県桜井市)。出土品には中国の年号「正始元年」(240年)と刻まれた鏡と同じ鋳型製の鏡片も含まれていた。同年は邪馬台国の女王・卑弥呼が中国皇帝から金印や鏡を受け取ったとされる倭国の“メモリアルイヤー”。被葬者が卑弥呼から直接譲り受けた可能性もあるという。   「正始元年鏡は卑弥呼が中国から授与された可能性が極めて高い」と指摘するのは、福永伸哉・大阪大大学院教授(考古学)。桜井茶臼山古墳を280年代築造とし、「被葬者が正始元年当時に20代で、60~70歳で亡くなったとすれば、生前に卑弥呼から鏡を直接もらったとも考えられる。邪馬台国と大和政権を結びつける重要な史料」と話す。
 魏志倭人伝は「中国皇帝が『大刀や銅鏡などを汝(なんじ)(=卑弥呼)の国中の人に示せ』と伝えた」と記す。卑弥呼は、皇帝の権威を帯びた鏡を地方勢力に配布して求心力を高めたという。福永教授は「被葬者は、倭王か現在の副総理格の人物だったのでは」と推測する。 卑弥呼が活躍したころの中国は「三国志」で知られる魏、呉、蜀(しょく)が台頭。卑弥呼が魏に送った使者が日本に戻ったのが正始元年だった。
 近藤喬一・山口大名誉教授(考古学)は「卑弥呼は、いち早く朝貢して恭順の意を示し、中国の後ろ盾で権力の安定を図ろうとした。卓越した外交能力の持ち主だった」と指摘。「年号は国家の独立や正統性を示すもので、魏の年号の刻まれた鏡を持つ被葬者は、歴代の王の一人」と話す。
 一方、卑弥呼の鏡説に否定的な菅谷文則・橿原考古学研究所長は「魏では年号の入った鏡はほとんど見つかっておらず、正始元年鏡は日本で作られた」と反論する。ただ大量の鏡の副葬については「まさに大王墓」と話した。
 また、鏡は指先大ほどの細片として発見された。貴重だったはずの鏡をめぐる“バラバラの怪”に専門家の意見も分かれる。 樋口隆康・京都大名誉教授(考古学)は「いくら盗掘で荒らされても、これほど粉々に壊されるはずがない。最初から破片を納めたのでは」と指摘。一方、橿原考古学研究所では「石室には当初、鏡がびっしりと置かれていたはず。盗掘者が足を踏み入れた途端に踏みつぶした可能性は十分ある」と話した。
 
☆☆☆中3高校受験対策☆☆☆
《午前》
【国語】『漢字の総確認』
初めてテストしたときよりは増えています。
でも受験生としては微増…だと思うな。
【数学】『福島県公立入試問題』
今必要なことは更なる実力をつけることではありません。
速く正確に解く力です。
そういう意味ではミスの多発が問題な気がします。
それと合わせて時間配分をもう少し気をつけるようにして下さい。
【英語】『単語・熟語』
以前よりは増えていますが…でもまだまだです。
前置詞、群動詞(動詞+前置詞)は大切ですよ。

《午後》
中原中
【国語】『古文演習』
たくさん読んで慣れよう!
【英語】『基本文のまとめ④⑤⑥』
入試頻出単元ですね。
英作文が出来たら語順整序、穴埋め、適語選択の全てに強くなります。
 
奈良中
【英語】『H21年度 日本工大駒場高 過去問』 20点
合格最低点に24点足りません。
toの後は動詞の原形
助動詞の後は動詞の原形
soとthatでso that
上記3つは絶対の絶対に忘れないで下さい。
【数学】『国私立対策 数学問題』
暫くは計算に特化します。
 
東橘中
【国語】『入試予想問題①』
 31点 古文ですね。今日やった漢字が出来ないのは辛い。
【数学】『入試予想問題①』
 49点 「対頂角」が書けないため-1…前にも「同移角」と書いて×でしたね。
【英語】『入試予想問題①』
 
☆☆☆補習☆☆☆
小5NS
《午前》
冬期講習の宿題 
算数は全て終わったみたいですね。
でも雑じゃないか心配です。
《午後》
なぜペンが自然にゴミ箱に落ちるのですか?
握力のないですか?
ボーッとしていることが多いですね。。。

◆◇◆毎日が記念日◆◇◆
風邪の日
 1795(寛政7)年、横綱・谷風梶之介が流感であっけなくこの世を去った。
 このことから、インフルエンザのことを「谷風」と呼ぶようになった。