2010年7月16日金曜日

芥川賞・直木賞作品が決定

 日本文学振興会は15日、第143回芥川賞・直木賞(平成22年度上半期)を発表した。芥川賞に赤染晶子氏『乙女の密告』、直木賞に中島京子氏『小さいおうち』が選ばれた。
 赤染晶子氏の『乙女の密告』は、1回目の投票から票の過半数を獲得。投票は3回続いたが評価は変わらず受賞に至った。芥川賞選考委員の小川洋子氏は「最終的には鹿島田真希さんと赤染さんが残り、2作受賞になるかどうかという点でもっとも長い時間をかけた」と選考の過程を語り、最終的に「“アンネ・フランクを密告したのは誰か”という歴史的・社会的なものを題材にもってきつつ、“自分は誰か?”という文学的なテーマに落とし込んでいる」(小川氏)という赤染氏の作品のみが3回の投票すべてで過半数の票を集めていたことを理由に、1作品のみの受賞となった。
 一方の直木賞は、道尾秀介氏と中島氏の2作が残り長い協議が繰り返されたが、最終的に中島氏が受賞となった。直木賞選考委員の林真理子氏は「戦前の中産階級の家庭をいきいきと描いている。また、中島さんは膨大な資料を読んでおり、読み込み方のなめらかさも素晴らしいという意見があった」と中島氏の作品が選ばれた理由を語った。
 赤染晶子氏は1974年生まれの35歳。京都外国語大学卒業ののち、北海道大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻修士課程を修了。『初子さん』で第99回文學界新人賞を受賞し、その後『まっ茶小路旅行店』、『花嫁おこし』、『うつつ・うつら』などを発表。
 中島京子氏は1964年生まれ、東京女子大学卒業。日本語学校や出版社に勤めたのち、フリーライターを経験。2003年に『FUTON』で小説家デビュー。これまで『イトウの恋』(講談社刊)、『ツアー1989』(集英社刊)、『桐畑家の縁談』(マガジンハウス刊)、『冠・婚・葬・祭』(筑摩書房刊)、『女中譚』(朝日新聞出版刊)などを発表している。
 昭和10年に制定された芥川賞と直木賞は、新聞・雑誌に発表された作品のなかから(直木賞は単行本も含む)、芥川賞は純文学短編作品、直木賞は短編・長編の大衆文芸作品の中から優秀作を選定する。1月14日に発表された前回(平成21年度下半期)は、芥川賞が1999年上半期以来の"該当作なし"、直木賞は佐々木譲氏『廃墟に乞う』と白石一文氏『ほかならぬ人へ』が受賞した。

☆☆☆小学生☆☆☆
中学受験
【算数】
『旅人算②』
無事に問題なくできましたね。良かったです。
『平行線と線分の比』
基本は出来ています。
応用で躓くと言うことは基本問題をお座なりにしているってことですよ。
【社会】『室町~安土桃山時代』
きちんと合格できていました
 
☆☆☆中学生100題テスト☆☆☆
中1

【社会】『地理・歴史100題一問一答』
KOさん 100点 漢字はしっかり覚えよう。合格。 

中3
【英語】『英単語100題』
TOくん 95点 合格です。大変素晴らしい。
 
☆☆☆高校生☆☆☆
住吉高3年
【英語】『Target1900 Basic800』
今日から二枚目を配布します。 来週の課題です。
【数学】『複素数の二次方程式』
すいすい解いている感じでした。安定してますね。
【国語】『03 東大前期 論説文』
1問惜しく、1問は外してましたが、3問はぴったり合っていました。
7割は出来てました。
火曜までの課題は01の東大前期論説文です。
第1期は東大前期の問題で演習しますよ。素直な良問が多いです。
 
◆◇◆毎日が記念日◆◇◆
国土交通Day

 国土交通省が2000(平成12)年に制定。
 1999(平成11)年のこの日、国土交通省設置法が公布された。
 国土交通行政に関する意義、目的、重要性を理解する日。

外国人力士の日
 1972(昭和47)年のこの日、大相撲名古屋場所で、ハワイ出身の力士・高見山大五郎が外国人力士として初めて幕内優勝した。

籔入り
 昔、商店に奉公している人や、嫁入りした娘が、休みをもらって家に帰った日。
 この日と1月16日だけ実家に帰ることが許されていた。