2011年2月6日日曜日

エジプト デモが各地に拡大

 エジプトの反大統領派は4日、イスラム教の金曜礼拝に合わせて「追放の金曜日」と銘打った大規模デモを実施し、カイロ中心部のタハリール広場には推定約20万人が集結した。ムバラク大統領に即時退陣を迫る今回のデモは各地に拡大したほか、タハリール広場の外には大統領支持派が集まっており、一部で緊張も高まっている。軍は流血の惨事に発展することを警戒して厳戒態勢を敷いた。
 反大統領派の拠点となっているタハリール広場。金曜礼拝で人々は自然と高揚し、突然、国歌を斉唱する声も聞こえてきた。朝から続々と詰めかけ始め、広場の入り口では手荷物検査などを待つ長蛇の列ができた。
 若者、老人、女性、親子連れ……。あらゆる階層の顔が見える。記者が警備の兵士にパスポートを提示すると、笑顔で肩をたたかれた。数回のチェックを受けて、ようやく広場内に入った。2日の大統領支持派による攻撃で負傷したのか、顔や頭に包帯を巻く人がいる。疲れ切ってしまい、芝生の上で眠り込む人も多い。
 「人々は自由のために、ここに集まった。政府は国民の声を聞くべきだ」。礼拝が始まり、イスラム教の宗教指導者が説教を始めると、広場は巨大なモスク(礼拝所)と化した。人々は聖地メッカ(サウジアラビア)の方角を向き整然と並んで、ただ祈る。感極まり、おえつする男性も。静寂を破るのは、スピーカーから流れる聖典コーランの引用と、上空を旋回する軍ヘリコプターの爆音だけだ。
 反大統領派の要求はムバラク大統領の「即時退陣」だ。しかし、今のところ大統領にその意思はない。
 中東の衛星テレビ・アルジャジーラによると、ムバラク大統領の側近で事実上の後継者と目されるスレイマン副大統領は、全野党勢力への対話の呼び掛けに加え、半世紀以上にわたり非合法化してきたイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」の政治的合法化を容認する考えも示唆して、懐柔姿勢を強めている。
 だが、反大統領派の不信感は根深い。スレイマン副大統領についても「(ムバラク大統領と)同じシステムの人間。受け入れられない」(40代女性教員)との見方が大半だ。配管工のアハマド・アブドルアミさん(38)は「子供たちが自由に歩ける国にしたい。それまでここを離れない」と話した。
 午後1時(日本時間午後8時)前。礼拝が終わると、広場は「変化」への期待感に満たされた。人々はアラビア語で「メルハル(去れ)」「バーテル(偽物め)」と叫び、拳を突き上げてデモが始まった。「民衆の力で独裁政権を倒せるとチュニジアから学んだ」。医師のアハメド・ナグラさん(29)はそう言って、「ムバラク大統領は自らの威厳を保つことしか考えていない。国民の尊厳などお構いなしだ。即時退陣しかない」と吐き捨てるように言った。
 広場には、次期大統領選出馬に意欲を見せるムーサ・アラブ連盟事務局長が姿を見せた一方で、エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長は参加しなかった。
 国軍はこの日、広場に有刺鉄線を張り巡らせるなどして、前日まで続いた大統領支持派の「再襲来」に警戒を強めた。タンタウィ国防相も状況視察に足を運んだ。大統領支持派は周辺から投石などを試みたが、広場内に目立った姿は見えなかった。それでも、デモ隊の中には自分の周りに石をかき集めたり、投石に備えてヘルメットをかぶる人がいた。「市民同士」の流血の記憶は生々しい。
 デモは各地に拡大し、ロイター通信によると、北部アレクサンドリアやスエズでも数千人が集まった。スエズ運河沿いのイスマイリアでは約100人の大統領支持派もデモを繰り広げたが、軍が反大統領派の集結場所から分断し、激突は避けられた模様だ。
 カイロのデモ隊は最終的に、同広場から約12キロ離れたカイロ東郊の大統領宮殿まで行進する構えも見せており、緊張は最高度に達している。
 一方、AP通信によると、カイロ市内にあるアルジャジーラの支局が何者かに襲撃され、機材などを破壊された。同テレビは1月30日、エジプト当局から国内での放送や取材の許可を取り消されていた。

☆☆☆日曜特訓☆☆☆  
日曜特訓もとうとう4回目です。家庭学習量は足りていますか。
今までのテスト結果からだと大変不安です。
玉川中3AK
【英語】32点
リスニング、単語の書きで随分と落としました。
なのに6割超えたのは長文が9割出来たからですね。
【数学】36点
立体図形、平面図形で落としちゃったね。
必ず取ろうとしていた問題は確実にGetしていました。
【国語】32点
いつもは、ほぼ完全正答に近いところをぽろぽろ落としていましたね。
合格が決まって心が緩んだのかな。
【理科】26点
化学分野、電気分野…ちょっと酷かったね。
途中で寝たらダメだよ。
【社会】40点
なぜできたの…?凄い凄い。

玉川中3SK
【英語】32点
長文の問5は良かったけれど、問6で落としました。
まだ細かなミスがあります。伸びしろは十分ありますよ。
【数学】44点
立体図形だけ落としました。うーん(ア)だけでも無理だったかな。
【国語】32点
物語文を全部落としてしまいましたね。
残念です…
【理科】36点
化学式とイオン式の問題が辛かったです。
【社会】44点
うん、力が付いてきました。少し安心しました。
 
中原中RK
【英語】24点
15分遅刻したので、リスニングを後半に回し、10分延長しました。
時間を本当に守れませんね。
入試に向けて、朝型にしましょう。
【数学】19点
因数分解の符号ミスで-2、二次関数の変化の割合で-2。
今日はどうしたんだろう…まだ眠いのかな。
【国語】32点
古文は満点でした。小説文で随分と落としてしまったね。
【理科】25点
うーん…中々上がらないね…
【社会】32点
地理で4点は必ず上がる筈。後はもう少しずつでも上げたいね。

☆☆☆高校生☆☆☆
東海大高1年

明日は国語と情報ですね。
【国語】
『徒然草 語の意味』
今まで繰り返したところです。でも甘く見たらだめだよ。
『文学史+知識事項』
月の異名、干支は完璧。後は文学史代表だけだね。
【情報】『学校配布小冊子』
繰り返し書いて覚えるしかないよね。
昨夜は保体のノートで徹夜、お疲れさまでした。 
 
◆◇◆毎日が記念日◆◇◆
世界女性器切除根絶の日
International Day of Zero Tolerance to Female Genital Mutilation
 国連の国際デーの一つ。アフリカを中心に行われている女性器切除について広く世界の人々に認識させ、その撲滅を促進するための日。
 2003年にナイジェリアの大統領夫人であるステラ・オバサンジョの提案で始められ、国連人権委員会で国際的な啓発デーとすることが採択された。


ワイタンギ・デー [ニュージーランド]
 1840年のこの日、ニュージーランド北島のマオリ族とイギリス政府が「ワイタンギ条約」を締結し、ニュージーランドがイギリスの植民地となった。